ファクタリングの利用の流れ・手順を徹底解説
ファクタリングの利用の流れ・手順を徹底解説|申し込みから入金まで
「ファクタリングを使ってみたいけど、どうやって申し込めばいいかわからない」という方は多いのではないでしょうか。ファクタリングは銀行融資と比べて手続きがシンプルで、最短即日での資金化が可能ですが、初めて利用する方には流れが見えにくいこともあります。本記事では、ファクタリングの申し込みから入金までの全ステップをわかりやすく解説します。
ファクタリング利用の全体的な流れ
ファクタリングの利用は、大きく以下のステップで進みます。申し込みから入金まで、最短で当日中に完了するケースもあります。
- STEP1:ファクタリング会社を選ぶ・問い合わせる
- STEP2:必要書類を準備して申し込む
- STEP3:審査を受ける
- STEP4:買取条件(金額・手数料)を確認・承諾する
- STEP5:契約書を締結する
- STEP6:買取代金が入金される
- STEP7:売掛先からの入金をファクタリング会社に送金する(2社間の場合)
各ステップの詳細解説
STEP1:ファクタリング会社を選ぶ・問い合わせる
まず、利用するファクタリング会社を選びます。ファクタリング会社によって手数料・対応スピード・取り扱い可能な売掛金の規模・2社間・3社間の対応可否などが異なるため、複数社を比較することが重要です。選ぶ際のポイントは以下の通りです。
- 手数料の水準:2社間は10〜20%、3社間は2〜9%が一般的な相場。極端に低い手数料を提示する業者には注意が必要
- 対応スピード:急ぎの場合は「最短即日対応」を謳うファクタリング会社を選ぶ
- 取り扱い金額の範囲:少額(数十万円)から対応しているか、大口に対応しているかを確認する
- 会社の実績・信頼性:設立年数・取扱実績・口コミ・会社概要の透明性を確認する
- オンライン対応の有無:来店不要でオンライン完結できるかどうかを確認する
STEP2:必要書類を準備して申し込む
ファクタリング会社を選んだら、必要書類を準備して申し込みます。一般的に必要な書類は以下の通りです(ファクタリング会社によって異なる場合があります)。
- 買取対象の売掛金の請求書
- 売掛先との取引を証明する書類(契約書・発注書・納品書など)
- 自社の通帳コピー(直近2〜3か月分)
- 法人の場合:登記簿謄本・決算書(直近1〜2期分)
- 個人事業主の場合:確定申告書・身分証明書
オンラインファクタリングの場合は、これらの書類をスキャン・写真撮影してアップロードする形式が一般的です。書類が揃っていると審査がスムーズに進むため、事前に確認・準備しておきましょう。
STEP3:審査を受ける
申し込み後、ファクタリング会社が審査を行います。審査では主に売掛先企業の信用力・売掛金の実在性・支払い期日などが確認されます。審査にかかる時間は、ファクタリング会社・申し込み内容によって異なりますが、最短数時間から1営業日程度が一般的です。
審査中にファクタリング会社から追加書類の提出を求められることがあります。迅速に対応することで、審査完了・資金化までの時間を短縮できます。
STEP4:買取条件(金額・手数料)を確認・承諾する
審査が通過すると、ファクタリング会社から買取金額・手数料・その他の条件が提示されます。提示された条件を確認し、納得できる内容であれば承諾します。
確認すべき主なポイントは以下の通りです。
- 買取金額:売掛金の額面から手数料を差し引いた実際に受け取れる金額
- 手数料率:売掛金額に対する手数料の割合(%)
- 償還請求権(リコース)の有無:売掛先が倒産した場合に買戻し義務が発生するかどうか
- 入金予定日:契約後いつ買取代金が振り込まれるか
- その他手数料:事務手数料・振込手数料など追加費用の有無
条件に不満がある場合は、交渉する余地があるかどうかを確認したり、別のファクタリング会社に申し込み直すことも検討しましょう。
STEP5:契約書を締結する
条件を承諾したら、売掛債権譲渡契約書を締結します。契約書は、対面(来店)またはオンライン(電子契約)で締結するケースが多いです。契約書には以下の内容が記載されています。
- 譲渡する売掛債権の内容(売掛先・金額・支払い期日)
- 買取金額・手数料
- 償還請求権の有無
- 入金期日に関する取り決め
- 2社間ファクタリングの場合:入金の送金に関する規定
契約書の内容を必ず確認し、不明な点はファクタリング会社に質問してから署名・捺印することが重要です。
STEP6:買取代金が入金される
契約締結後、ファクタリング会社から買取代金(売掛金額-手数料)が指定口座に振り込まれます。入金のタイミングは「契約当日」「翌営業日」などファクタリング会社によって異なります。急ぎの場合は、入金タイミングを事前に確認しておきましょう。
STEP7:売掛先からの入金をファクタリング会社に送金する(2社間の場合)
2社間ファクタリングでは、入金期日に売掛先から自社口座に売掛金が入金されます。この入金をそのままファクタリング会社に送金することで、一連の取引が完了します。送金期日・送金方法についてはSTEP5の契約書で確認しておきましょう。送金を忘れたり遅れたりするとトラブルになるため、注意が必要です。
3社間ファクタリングの場合は、売掛先から直接ファクタリング会社に入金されるため、自社が送金する必要はありません。
オンラインファクタリングの流れ
近年は来店不要で全ての手続きをオンラインで完結できる「オンラインファクタリング」が増えています。オンラインファクタリングの場合、上記のSTEPは基本的に同じですが、書類提出・審査・契約締結が全てWEB上で完結します。
- 申し込み:WEBフォームから必要事項を入力して申し込む
- 書類提出:請求書・通帳などをスキャン・撮影してアップロード
- 審査・条件確認:メール・電話で連絡が来る
- 契約締結:電子契約サービスを使ってオンラインで署名
- 入金:指定口座に振込
オンラインファクタリングは、来店の手間がなく最短数時間での資金化が可能なため、急ぎの資金需要に特に適しています。
ファクタリングをスムーズに進めるためのポイント
- 書類を事前に揃えておく:必要書類が揃っているほど審査・入金が早まる
- 複数社に同時申し込みをする:条件を比較して最も有利なものを選べる
- 売掛先の情報を正確に伝える:売掛先の企業名・所在地・担当者情報を正確に準備する
- 契約書を必ず確認する:償還請求権の有無・手数料の内訳・送金ルールを必ず確認する
- 2社間の場合は送金を忘れない:入金期日後の送金をカレンダーに登録するなど管理を徹底する
まとめ
ファクタリングの流れは、申し込み→書類提出→審査→条件確認→契約締結→入金という順番で進みます。銀行融資と比べて手続きがシンプルで、書類が揃っていれば最短当日での資金化も可能です。初めて利用する場合は、複数社に問い合わせて手数料・スピード・条件を比較しながら、自社に最適なファクタリング会社を選ぶことが重要です。
